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八丈島は東京から290km南の太平洋上の火山性の孤島です。この島で「まちの中心をつくる」をコンセプトに町役場の建替えと、併せて島の活性化・観光客の増加に繋がるような多目的ホールとイベント利用できる広場を整備しました。島で一番のイベントである夏祭りが継続できるよう、中央に43m×32mの防災広場を配置し、広場を囲むように町民が利用するギャラリーや飲食スペース、研修室、多目的ホール等を配置し、連携利用が可能な設えとしました。ホールを平土間化して開放する事で広場と一体的に利用できることも大きな特徴です。この建物は、災害時には、広場・ホール等が避難場所や炊き出し施設として利用できる計画となっています。
八丈町多目的ホール「おじゃれ」
2015年グッドデザイン賞受賞
多目的ホールや防災広場などをもつ、孤島の公共施設である。新しいまちのシンボルとなりうる特徴的な外観を実現しながら、同時に火山があること、夏祭りの場として機能すること、防空壕の保存や生物に配慮した環境計画、風の流れなど、諸々の条件を読み込み、ていねいにつくられた。
(審査委員の評価 http://www.g-mark.org/award/describe/43018より引用)
公益財団法人日本デザイン振興会
広場とホールが一体になる会場で
八丈島の大自然と最高の音響を両立!
コトブキシーティング株式会社
橘丸が入港する底土港から約3.6km
八丈島空港から約2.9km
八丈ブルーと形容される深海に光が降り注ぐように
ホールの天窓からは八丈島の太陽光が降り注ぎます
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